“三曲”を奏でる

日々の暮らし

先日行われた、池田市三曲協会の研究会。

「三曲」とは、筝(琴)と三絃(三味線)、尺八(又は胡弓)を使って奏でられる音楽をさします。

絃方(箏・三弦)の社中と尺八の社中で合わせていきました。

いくつか弾かせていただいた中の一つが「竹生島ちくぶじま」という地唄です。

竹生島は琵琶湖に浮かぶ島で、「弁財天の聖地」とも言われています。
この竹生島の縁起を唄った曲です。

「女神様(弁財天)に来てもらえるように」と、姉弟子の励ましのお言葉。
結果、弁財天が逃げ出すような私の拙さ…。

弁財天は水の女神で、音楽・芸能の神様でもあります。
師範の試験を受ける際に師匠がくださった激励のお守りにも、琵琶を持つ弁財天が描かれていました。

次の曲では、少しでも弁財天に振り向いてもらえるよう頑張りたいと思います。

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