いよいよ、中国に発つ(帰ると言いたくない)白浜のパンダ達。
(「白浜で最後のご挨拶…今度パンダに会えるのはいつだろう」)
先月、最後のご挨拶に行った後のお話。
白浜アドベンチャーワールドを満喫(でも、ちょっと寂しかったな。小さな息子と行った時のことを思い出したり、次来た時はパンダはいないんだと思ったり)した後は、和歌山市内のビジネスホテルに宿泊。
翌日はどこに立ち寄ろうかと、ChatGPTに尋ねてみました。
白浜アドベンチャーワールドから自宅に帰るまでに立ち寄れる、おすすめスポットを教えて!…と。
千畳敷・三段壁・生石高原・高野山・那智勝浦・和歌山城・ポルトヨーロッパ…等々と、色々と教えてくれたのはいいけれど、全部行っちゃってるのよね。そうそう、紫雲膏を考案した華岡青洲ゆかりの地にも行ったね。(「我が家のクスリ箱⑥ 紫雲膏の使い方」)
和歌山市内の宿からちょこっと行けて、早目にお家に帰れる、穴場がいいんだけど。
なるほど、すでに定番は制覇されてるんですね!
では、穴場・マイナー寄りのスポットで帰路途中に立ち寄れる場所をいくつかご提案します。
ご親切にどうも…。その後も色々とやり取り(ふと誰と話してるのだろうと、奇妙な気分に)が続き、決めたのは…。
先ずは紀三井寺へ。


本堂や楼門、鐘楼は歴史的な建築物ですが、日本最大の観音様は、新しい仏様でした。
高台にあるので、絶景。
写真少な目は、階段使わずに車で来てしまったので(^^;)。
景勝地として知られる和歌浦。
名所は高台に多いとのことで、無難に体力温存してしまいました。
そして第二の高台。紀州東照宮。


涼し気な林を通って…。

出た!階段!!
横になだらかな迂回路も。行きは迂回路、帰りは階段を使うことに。迂回路でも充分、運動不足の身には堪えましたが。


御祭神は、徳川家康公と徳川頼宜公(家康公の十男で紀州徳川藩の初代藩主)。
社殿は極彩色の彫刻や狩野派・土佐派の壁画で豪華絢爛。勿論、撮影禁止。
だけど境内の様子ぐらい撮れば良かったような…。
ヒーヒーと登って、お詣りして、「撮影禁止だもんね~」と繁々眺めて満足してしまっていました。
帰りの階段。やっぱり高い所だなあと。

第三の高台は、和歌浦天満宮。
和歌山にも天満宮?…と思ったら、大宰府天満宮(福岡)・北野天満宮(京都)とともに“日本三菅廟”のひとつと言われているのだとか。無知の極み…。

ここも階段と迂回路。


この階段、東照宮の階段よりも急な気がして「降りる時の方が怖いんじゃない?」と。
なので、行きは階段、帰りは迂回路。
えらく可愛いモニュメントがお出迎えしてくれるんだ…と思っていたら、鷽鳥という道真公ゆかりの鳥でした。無知の極み…。

「一年間に起きた悪い出来事を嘘(ウソ・鷽)にして、取り(トリ・鳥)変える」という意味だとか。

やっぱり、高い…。

ここで和歌浦エリアに別れを告げ、向かうは根来寺。


中世の由緒あるお寺。
“根来”といえば、鉄砲使いで有名な根来衆のイメージ(時代劇を楽しむ程度の知識)しかなかったのですが…。本拠地でしたか。
豊臣秀吉の焼き討ちをを逃れた大塔(国宝です)、江戸時代に再建された大伝法堂は圧巻です。


…ここまでが、ChatGPTに案内されたスポットでした。
お昼に立ち寄ったのは、Instagramで目にした根来寺近くのクロワッサンが美味しいお店。
お食事処もChatGPTに相談したのですが、しれっと別の場所(愛知県だった…)の店を紹介してきたりしたので。やはり、リアルタイムな情報は弱いですね。
Instagramでたまたま目にした…というのもネットで誘導された感があるのですが。

kusabi(クサビ)さんのクロワッサン。
売り切れ続出だそうで、「ダメ元で行って、売り切れてたら別の店に行こう」と、夫と話していたのですが、ギリギリ間に合いました。
売り切れるのが納得の美味でした。
そして、帰る道すがらの見つけた趣のある建物。

旧和歌山県議会議事堂。
和歌山市から移築されたものです。木造和風意匠の県議会議事堂としては日本最古だそうです。
無料で見学できます。
さらに、案内してくださった方のおすすめのお土産が、これ↓。

地元の老舗あられ屋さん。色々な味があって、試食もさせてもらえます。
夫が嬉々として選んでおりました。写真には写っていないけれど、ペペロンチーノ味はビールに合う合う~です。
同じ敷地内の道の駅で、ホテルの近くの居酒屋で「旨い~」と喜んだ地酒も発見。

ChatGPTちゃん、これが本当の穴場よん…なんて思ったけれど、私の質問の仕方次第では教えてくれたかもしれず。
もう少し仲良くなって(?)、次の旅も楽しみたいと思います。
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