漢方

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しくじり漢方④ えっ?この咳も小青竜湯?~小青竜湯の“証”を考える~

「漢方が好き!」と言いながら、若い頃は雑多な知識を寄せ集める事しかできず、恥ずかしい失敗談は数知れず。私に限らず、一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「え...
日々の暮らし

2023年最後の日に… 新たな試みと共に改めて薬剤師Aの思いを語る(大きくでました…)

思い起こせば、今から1年前にアナログ丸出しのブログ開設の泣き言や愚痴、Instagramの苦戦を語っておりました。その後、新たなホームページ開設に頓挫し、苦節数か月。漸くオンライン相談のホームページを開設できました。 やっと…。
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しくじり漢方③ その漢方薬、メーカー変えないで!

一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「えっ??」と思われるようなエピソードも数知れず。今回は調剤薬局であった、漢方薬のメーカー変更についての失敗談です。
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漢方の視点から自分の体質を考えよう〜自分に合った健康法を〜

巷には「健康に良いもの」の情報が溢れかえっています。ですが、体質は人それぞれ。同じ健康法で良い筈がありません。先ずは、自分の体質を知る事が大切です。今回は漢方の視点から不調の体質タイプを考えていきましょう。
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養生と漢方 ~セルフメディケーションにつながること~

一年かけて、ほぼ独学だった漢方を基礎から学び直し、2つの資格を得ました。改めて感じたのは養生の大切さです。養生とは「生(生命)を養う」ことです。食事や運動等、生活上の注意を守って健康に過ごすことです。漢方薬を飲むことだけが、漢方ではないのです。
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お気に入りの薬味から生薬を考える 〜当帰について〜

唐突ではありますが、私がはまっている薬味をご紹介します。 以前に奈良の飛鳥へ行った時に、道の駅で買ったもの。当帰とうき葉の入った七味…じゃなくて十味です。辛過ぎず、当帰葉が普段の七味とは違う風味を醸し出しています。 最初は鍋物で試したところ...
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休日に薬膳料理をいただく

友人の誘いで薬膳ランチに行きました。奈良市にある台湾・薬膳料理饌 Chua’n(チュアン)というお店です。薬膳は季節や食べる人の体調に合わせて食材や生薬を組み合わせた料理です。このお店は、その人に合った薬膳スープを出してくれるのです。
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中医学 事始め③ 〜人の身体は気・血・水で動いている?(気血水弁証)〜

中医学では「気・血・水」の3つの要素が体内を巡ることによって、生命や心身の健康が維持されると考えられています。これらの概念は検査・診断技術をもたない古代の人々の知恵であり、観察とイメージの集大成です。漢方の考え方がセルフメディケーションの一助になればと思っています。
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中医学 事始め② 〜世界は陰陽五行でできている?〜

漢方の基本的な考え方は「陰陽五行説」に基づいています。陰陽とは「万物は対立した性質をもつ2つの要素に分けられる」という概念、五行は「自然界の全ての事物・事象は5つの基本物質に分類されて調和を保っている」という概念です。
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古くて新しい健康法・・・「養生訓」を読む

「養生訓」は江戸時代の儒学者で自然科学にも通じていた貝原益軒の著作の健康本です。養生について痒い所に手が届く細かい内容になっています。セルフメディケーションが取り上げられる令和の今でも、「養生訓」は決して風化していないと思います。
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