9月1日は「防災の日」でした。この週末の食事は、非常袋や収納庫にある非常食の賞味期限チェックと試食です。
私自身が非常袋の準備を意識しだしたのは、息子が生まれてからです。当初の中身はオムツや粉ミルク、離乳食・・・でした。
非常食も「乾パン」のイメージから随分と変わってきています。
水やお湯を入れるだけの米やパスタ。随分と種類が豊富になっています。
このうち賞味期限間近のエビピラフとカルボナーラを食します。
スプーンも入ってます!
缶詰も色々あります。
我が家の一押しはカレーの缶詰。
非常時でもカレーがあれば、元気の足しになるかも・・・。
普段食べているものを非常時にも食べる事ができれば心を落ち着かせる事ができるそうです。
レパートリーは豊富になっているものの野菜が含まれているものが少ないので、常温長期保存可能な野菜ジュースもおススメです。
さて、水でも常温でも美味しくいただけるのはキャンプや車中泊で検証済ですが、「やっぱり、美味しくいただける時は美味しくいただこうよ」と、今回はお湯を使用しました。
美味しく、手軽にいただきました。
この「美味しさ」はとても大事だそうです。
災害時には様々なストレスにさらされます。そんな中で食べ慣れないものを食する(しかも「非常時だから」と我慢してしまい)と更なるストレスとなります。逆に普段食べ慣れているものや美味しいものを食べることによってストレスを緩和する事ができます。
以前、震災のニュースで救援物資の三色団子が運ばれているのを見た時に「もっと別のものがいいんじゃないの?」と思った事がありましたが、今なら納得できます。
そういう意味で冒頭に「非常食」と書きましたが、今は非常時の為の特別なものを備蓄するのでなく、普段から利用できる長期保存可能な食品を買い置く「常備畜」という考えが主流のようです。缶詰・野菜ジュースやブログで書かせていただいた常温保存の豆腐(「常備畜としての豆腐を考える」)等々・・・ストックしておくといいかもしれません。
食した分の補充は、新たに美味しそうな「常備蓄」を探そうかな。
自然災害やコロナ禍で以前よりも「非常時」を意識する事が多くなりました。
それでも、気張らず、楽しく、できる事をしていきたいと思う今日この頃です。
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