秋の味覚で潤い、補い、冬に備える

漢方

夏には雑草と間違えた落花生。その後は順調に育ったと実家から。

落花生

フライパンで乾煎りして食します。

ピーナッツの乾煎り

いつもはこの食べ方ですが、「ピーナッツご飯」なるものがあると知り、初挑戦。
殻ごと湯がいてから、ご飯と一緒に炊きます。味付けは出汁パックを使いました。
手抜きでごめんなさい。でも、家族には好評でした。

ピーナッツご飯

落花生は漢方でいうところの肺(≒呼吸器・皮膚)を潤し、通便作用のある食材です。空咳や便秘にも良いといわれています。
秋は乾燥の季節です。漢方の観点から潤いを好む肺がダメージを受けやすい時期でもあります。
大腸は肺と関連の深い臓器ですので、乾燥による肺の不調は大腸のトラブル(便秘等)につながります。
落花生は秋のトラブル対策にピッタリの食材です。

こちらも秋の定番ですね。

秋の味覚 サツマイモ 里芋

サツマイモのレシピは山ほどありますが、今回は豚バラ肉との甘辛いためを。

サツマイモと豚バラ肉の甘辛いため

サツマイモは、これも漢方でいうところの脾胃(≒消化器)のはたらきを整え、気力・体力を補う他、むくみや便秘の改善も期待できます。
豚肉はビタミンB群が他のお肉よりも豊富で疲労回復に良いとされています。加えて薬膳の観点からは、潤いを与え、気(≒エネルギー)を補う食材です。

サトイモはオーソドックスに煮物でいただくことが多いのですが、醤油や味醂で味付けするだけでなく、梅肉や味噌、明太子で和えたりとバリエーションを楽しんでいます。
サトイモも脾胃のはたらきを整え、食欲不振や疲労倦怠感を改善する食材といわれています。

秋の味覚で身体を整え、元気に冬を迎えたいですね。

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