「おかーさん、どーぞ!」と、息子の友人が手渡してくれた紙袋。
ありがとう!帰省していたのね…と中を覗くと、何と愛する“馬路ずしの素”ではありませんか!!

遊びに来てくれた時、「サービスエリアで買っただけ」と言いつつも、各々の出身県のお土産を買ってくれた息子の友人達。
その流れでご当地ネタとなり、馬路村ポン酢の赤キャップ派か緑キャップ派か(柚子の割合が違う2種類があって…詳しくはネット検索を)で盛り上がり、遂に「ポン酢は勿論だけど、“馬路ずしの素”は絶品だ!」と熱く語った(酔ってたね…)私のことを覚えてくれたのね。
これ、柚子が入った寿司酢です。
蓋を開けた途端、柑橘の香りが漂います。お酢の酸味も優しくて。
カチコチになった、自分の中の何かが緩むのを感じます。
そう、柑橘類に酸味は“肝”を労るスーパーアイテムなのです。(ここでいきなり、漢方談義(^.^;)ちらし寿司は勿論ですが、マリネ・ドレッシング・酢の物…色んな献立に大活躍で。
そして、初見の“銀不老 黒糖かりんとう”。

銀不老とは、高知県の希少性の高いインゲン豆。不老長寿の豆として珍重されたとか。
…このあたりの知識は後付けで、口当たりの良さと黒糖の風味に「わっ、これウマっ」と。
インゲン豆が不老長寿の豆とは知らなかったけれど、黒糖も老化に関係する“腎”を労る食材です。(ここで、またもや漢方談義(^.^;)
そしてそして!薬膳では、酸味と甘味の組み合わせは身体の中の潤いを生みだすといわれていて、乾燥が進む秋の養生にはピッタリなのです。
息子の友人よ、君は天才だ!…なんて言っても「??」でしょうが。
息子にも「また何言ってんだか」と言われるな。
でもね、気持ちの良い青年達に心も体も潤った母でした。
ありがとう。ご馳走さまでした。

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