残暑の庭仕事・秋準備

漢方

久しぶりに我が家の庭に出ました。雑草の勢いが、見て見ぬふりできないレベルになりましたので。

気がつけばニラが花を咲かせていました。

ニラの花

花ニラは花が咲く前が食べ頃らしいのですが、まだ間に合うかな。
麻婆茄子とニラ卵に混ぜていただきました。
ニラは温める性質があり、血の巡りを良くしてくれます。冷房で冷えた身体にはもってこいです。

虫食いで無残な姿となっていた青じそ(彼らの食い残しをヒトが食べているといっても過言ではなかったかも)も健気に花を咲かせていました。

シソの花

来年もよろしく…です。
胃腸を整えて、気の巡りを良くしてくれるシソは生薬にもなっています。
赤紫蘇を使います。蘇葉そようと呼ばれる生薬で、胃腸虚弱で神経質な人の風邪の初期や食べ物による蕁麻疹に用いられる香蘇散こうそさんを始め、胃炎やつわり、気分がふさいで喉のあたりがつまった感じのある方に用いられる半夏厚朴湯はんげこうぼくとう等に含まれています。

夏の名残り?も見つけました。

セミの抜け殻

セミの抜け殻も生薬になります。
蝉退せんたいと呼ばれ、熱を冷ます作用・痒みを止める作用があります。皮膚のトラブルに用いられる消風散しょうふうさんに含まれています。

こちらも楽しみです。

レモンの実

昨シーズンは剪定を怠り、一つも実がならなかったレモンの木。
今年は何個か目にしました。

まだまだ暑い日が続いていますが、それでも確実に季節は移っています。

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薬剤師A

漢方を志す、子育て卒業間近の薬剤師。
製薬会社から調剤薬局・学校薬剤師を経て今にいたる。
京都府内の微妙に田舎な地で家族3人暮らし。
興味の赴くまま、あちこちに出没します。

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