我が家の庭のレモン。10年の時を経て、大豊作です。


さて、このレモンをどう使おうかと…。
蜂蜜レモンに塩レモン。レモン水にレモン鍋。
お次は…。

今年は実家の温州みかんが不作で、毎年無駄遣い的に作ってたサツマイモのみかん煮ができず、代わりにレモン煮。
薬膳的には、サツマイモで気を補い、蜂蜜で潤し、レモンで巡らせる…といったところ。
みかん煮よりもサッパリした美味しさです。
さらに、漢方のお仲間から「レモンパスタは如何?」と教えていただき、初挑戦。

海老と葱のレモンパスタ。
海老と葱で血流良くして、レモンの風味でリラックス…といったところ。

豚肉と菜の花のレモンパスタ。
滋養をつけ、気血を巡らせる…といったところ。
…自画自讃ながら、美味!本当に!!
レモンパスタがこれほどイケるとは。
レモン鍋の時もそうでしたが、敢えて選んだことのないメニューでした。
これって、「○○と□□のレモンパスタ」で、無限にできそう。
ここまでくると薬膳的考察抜き、冷蔵庫の中にあるもので作る、賄い料理になってしまうのですが。
でも、“補って巡らせる”は守れてる!
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さて、豊作のレモンと対照的に、凶作だったのは金柑。全く実らずで。
いつも使い途に困るぐらいなのに。(「今年の金柑の楽しみ方 ほっこり春を楽しみます」)
これを機に?、ふるさと納税で金柑“たまたま”をゲット。
以前から食してみたかったのですが、庭に腐る程実っているのに買う気になれなかったのです。

我が家の庭の金柑と違い、天塩に育てられているからでしょうか、渋みやエグみがなく甘い。
そのまま食べるだけでは勿体ないので大根と金柑のサラダにしてみました。
胃腸を元気にして消化を助ける…といったところ。

軽く塩もみした大根と金柑に、“馬路ずしの素”とオリーブオイルを混ぜたものを和えただけなのですが、イケます。
この“馬路すしの素”。馬路村のユズ製品の一つで、柑橘のすし酢。
とても良い香りと風味で、酢の物もこれで作ると美味。
料理の最中に、この香りで安らぐことが度々、意味もなくフタを開けてしまうことも。
そんな自分に“肝”が疲れて、“気”の巡りが悪くなっているな…と気づいたりします。
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後出しジャンケン的な薬膳ではありますが、旬のものと自分が欲するものを組み合わせると、それなりのコンセプトになっているのかなとも思います。
春に向けて“肝”がフル稼働しだします。
“肝”の働きを助け、リラックスするには柑橘類がおすすめです。
ゆるゆると残りのレモンを楽しみます。
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