奈良市でこだわりのチーズやお酒が楽しめるお店“農と発酵ZEN”さん。
薬膳のお話とお料理を楽しむイベントにお邪魔してきました。
養生のお話とお食事をご提供くださるのは、季節の薬膳“まつり香”さん。

まずは、秋の食養生の座学から。
ご店主オススメのビネガードリンクと共に。

奈良の老舗お酢屋さんのクラフトビネガー“SAKU”です。
米酢にドライフルーツを漬け込んだものと、黒酢にスパイスを漬け込んだものの2種で。
禁酒法時代に愛された飲み物。お勉強の時にピッタリ。
秋は乾燥の季節です。
●前半は夏の暑さが残っている温燥。残暑の熱を冷まして、潤いを。
●後半は、秋が深まり寒さが加わる涼燥。冷やし過ぎず、温かい潤いを。
…そんなお話を聞きながら、お食事へ。
●前半は夏の名残りの野菜で残暑の熱を払い、潤いを。
●後半は温める野菜も使いつつ、夏に消耗して気血を補う食材で。

どれも絶品でしたが、特に感動したのがこの2品。
●イカ胡瓜ワンタンの煎茶仕立て(煎茶をスープにするアイデアが斬新!)
●茄子の玉葱おろし漬け(“嫁に食わすな”と言われるほど身体を冷やす茄子を、温める玉葱と合わせる工夫が素敵!)
そして、もう一つ初耳ならぬ初食?は、ゆで卵の糠漬け。
これが、ご店主セレクトの日本酒に合い過ぎて。
それが、水端。

“風の森”で有名な奈良の油長酒造さんのお酒。大甕仕込みの室町時代の特殊な製法を再現したお酒。
初耳で初呑?です。
実は、室町時代と聞いて少し警戒しちゃいました。昨今流行りのスッキリ後味の大吟醸とは真逆じゃないかと。
でも、グラスを手にした時のフルーティーな香りと嫌味のない濃厚な旨味に脱帽で。
「気持ち良い呑みっぷり」と、気持ち良くおかわりを注いでくださった、ご店主に感謝。
“まつり香”の先生いわく「日本酒は身体を温め、気血の巡りを助ける一方、のみ過ぎると潤いを消耗すること」とのこと。
医学上、“酒は百薬の長”説が否定されて久しいのですが。
それでも、楽しく美味しく「気を巡らせる」ことってやっぱり大切ですよね。
はい、気血補い、巡らせて…。
ご馳走様でした。

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