漢方

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漢方薬の味のお話〜「まずい!!」って本当?〜

漢方薬が敬遠される理由の一つが“味”です。一般的となったエキス剤の多くが顆粒です。煎じ薬に比べれば抜群に飲みやすくなっているとはいえ、独特の風味があります。 今回は漢方薬の味と上手にのめる工夫についてお話しいたします。
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薬用酒をつくってみた!…気になるお味は??

以前から興味のあった生薬の一つが「何首烏」でした。髪に良いとされている生薬です。これで薬用酒を作ってみました。何首烏・枸杞子・大棗に氷砂糖を加えて、ホワイトリカーを注ぎます。ひと月後に生薬を取りだし、さらにひと月寝かせます。気になるお味は…。
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「漢方薬で子づくり」は本当か

職業柄か、街でネットで“子宝漢方相談”・“漢方で不妊治療”…をよく目にします。妊活で漢方薬ができることは沢山あります。それでも敢えて言いたい…。「漢方薬が妊娠させる訳ではない!」…と。今回は「妊活と漢方薬」について、私見多めですがお話したいと思います。
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漢方の工夫がいっぱい詰まった本…だけど「ゆるい生活」になるまでの道のりはゆるくないかも?

漢方を勉強する仲間うちで少し話題になった本が群ようこさんの「ゆるい生活」です。群さんが50代の頃に悩まされた眩暈から、漢方薬局で取り組んだ体質改善の実録です。10年近く前に刊行された本ですが、養生の大切さが記された内容は全く色褪せていません。
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薬膳茶は、美味しい?不味い?

目に良いといわれている菊花と枸杞子(クコの実)のお茶を試してみました。「薬」とつくので、何やら独特の風味を想像しがちですが、食事によって健康を保つのが薬膳の目的です。食欲を損なうような美味しくいただけないものは薬膳とはいえません。薬膳茶も然りです。
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漢方薬は本当に効く?効かない? 〜「効かない!」と言われてしまう原因を考えてみた〜

「漢方薬なんて効かない!」と、よく耳にします。本当にそうでしょうか?漢方薬の歴史は4000年です。 「効かない」・「気休め」であるなら、ここまで受け継がれていくものでしょうか。なのに、何故「効かない!」のか。その原因を考えてみましょう。
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春の便りが届きました ~旬の食材で養生を~

実家から春を感じる食材が届きました。 ウドです。母の実家の特産品です。これが届くと春の訪れを感じます。酢味噌和えにしてみました。 薬膳の観点では、冬で疲れた「腎」や春先に活発になる「肝」を労わる食材です。風邪ふうじゃ(春に活発となる邪気の一...
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漢方薬は、本当に「長く飲まなければならない」のか?

「漢方薬は、長く飲まなきゃダメなのでしよ?」と、よく言われます。確かに慢性化した症状や体質改善を目的とした場合、1〜2か月単位で続けてもらうことが多いです。一方、急性期の症状には素早く効果を発現する漢方薬もあり、基本的には長期服用することはありません。。
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遅まきながらバレンタイン後のチョコ作り …生薬チョコを作ってみた

バレンタインの日、Instagramで見た生薬チョコレートの投稿。遅まきながらレシピに沿って作ってみました。気になるお味は…激ウマ!かなりおススメです。春は色々なものが動き出す季節。気血を補って、巡らせて、来る春に備えたいですね。
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新型コロナに○○湯、インフルエンザに○○湯は本当か? …漢方薬選びで大事なのは「病名」ではありません

コロナ禍当初、漢方薬でできることはないかと考えていました。未知のウイルスであっても、患者さんの症状や体質に応じて漢方薬を選択できるのではと。色々な報告がありますが、やはり漢方薬選びで大事なのは、「証」であって、「病名」ではありません。
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