6月から7月にかけて、毎年「しそジュースを作った」と言う実家の母の声を聞きます。
遠方なので、夏休みまでのお楽しみ…になるのですが、今年は自分でも作ってみました。
赤紫蘇をガバッと購入。
![赤紫蘇 しそジュース用](https://i0.wp.com/pharma-a-kampo.com/wp-content/uploads/2021/07/PXL_20210704_112954018.PORTRAIT.jpg?resize=512%2C298&ssl=1)
茎をとり、丁寧に洗って、お鍋でグツグツ…。
![しぞジュース作り](https://i0.wp.com/pharma-a-kampo.com/wp-content/uploads/2021/07/PXL_20210704_121126730.jpg?resize=512%2C310&ssl=1)
煮汁?にグラニュー糖を入れて溶かし、お酢を加えれば出来上がり。
![しそジュース作り](https://i0.wp.com/pharma-a-kampo.com/wp-content/uploads/2021/07/PXL_20210704_121911183.jpg?resize=512%2C368&ssl=1)
お酢を加えると、より鮮やかな赤紫色に!(息子が小さい頃にやってみた実験みたい。)
![しぞジュース](https://i0.wp.com/pharma-a-kampo.com/wp-content/uploads/2021/07/PXL_20210704_124149812.jpg?resize=362%2C512&ssl=1)
簡単に書いてしまったけれど、一つ一つの工程はチョッピリ手間…。
これを、畑で赤紫蘇の収穫からするとなると…。我が母ながら頭が下がります。
![しそジュース](https://i0.wp.com/pharma-a-kampo.com/wp-content/uploads/2021/07/1626008435299.jpg?resize=412%2C512&ssl=1)
お好みの量を水やソーダーで割って、いただきます。しそゼリーにしても美味しいです。
以前にもお伝えしましたが、紫蘇は生薬として用いられます。
蘇葉と呼ばれ、胃腸の働きを良くする作用、気のめぐりを良くして気分を落ち着かせる作用があります。食あたりにも応用されます。
蘇葉が使われている代表的な処方に、胃腸虚弱で神経質な人の風邪の初期や食べ物による蕁麻疹に用いられる香蘇散を始め、胃炎やつわり、気分がふさいで喉のあたりがつまった感じのある方に用いられる半夏厚朴湯等があります。
しそジュースの赤い色は、アントシアニン。疲れ目や視力の向上、アレルギー予防効果や、美肌、整腸、疲労回復、食欲増進が期待できるといわわれています。
長かった梅雨が明けて、いよいよ夏本番。夏バテ防止に「赤いジュース」、いいかもしれませんね。
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