実家の畑に見慣れぬ花が。よく見ると…オクラ?!
恥ずかしながら、初めて見ました。毎年、母が作るオクラを口にしているのに。
油断すると大きくなり過ぎて繊維質が多くなり食せなくなるらしいです。せっせと収穫。
オクラは、弱った脾(≒胃腸)の力を高めて消化吸収を促す働きがあるといわれています。
こちらは里芋。立派な葉っぱです。土の中にも立派なお芋が育っていることを願うばかり。
里芋も気(≒エネルギー)を補い、脾の力を高める働きがあるといわれています。
イチジクも順調です。写真は木の上部を撮ったものですが、下部から徐々に熟れ始めています。
イチジクには身体の熱を冷まし、潤いを与える食材です。咳や便秘にも良いといわれています。
こんなのもありました。
ネットで周りを囲んでいること、木の下部の奥の方であったことから、鳥ではなく蟻の所業かと。
かなり黒々と群がっていましたし。沢山持っていったね。…生き物万歳。
各々の作物エリアをチェックしながらも、畑仕事の経験のない私は草抜き要員にしかなりません。
せっせと草抜きをしてる手が止まったのは、目の前のこんもりとした草。
大きくなった雑草?…でもないような。
「それ、落花生。抜かんといて!」と母。…失礼しました。
花が咲き終ちたところから地面にもぐって、落花生ができます。
落花生は肺(≒呼吸器・皮膚)を潤し、通便作用のある食材です。空咳や便秘にも良いといわれています。
そして、隣の小玉スイカも食べ頃です。
スイカは「天然の白虎湯」といわれています。白虎湯は、身体の熱を冷まし、喉の渇きをしずめる漢方薬です。
汗だくで作業した後、予め冷やしておいた西瓜に塩をまぶしていただくのが、一番美味しい西瓜の食べ方かもしれません。
「畑仕事の合間に西瓜(冷やしたものを保冷バッグに入れて持っていく)を食べるとバテない!」と母。「(熱中症予防の)五苓散要らず」だそうです。
これぞ薬膳!…かな。
コメント