おうち陳皮と薬膳な?仲間たち

漢方

年末に実家のミカンの皮を干して陳皮を作りました。

自家製陳皮

風味良く仕上がりました。…自画自賛(^^;)

正確には、蜜柑の皮を干したものは「橘皮きっぴ」と呼ばれる生薬になり、乾燥後1〜2年経たものは「陳皮ちんぴ」と呼ばれます。陳皮は古い方が良いものとされています。

緑茶や紅茶に加えていただくことが多いのですが、今回は薬膳茶っぽく…。

薬膳茶 陳皮 大棗 枸杞子
薬膳茶 陳皮 大棗 枸杞子

●ミカンの皮(陳皮)→理気健脾りきけんぴ(気を巡らせ、脾を健やかにする)
●クコの実(枸杞子くこし)→養血明目ようけつめいもく(肝の血を補い、目の働きを回復させる)
●ナツメ(大棗たいそう)→養血安神ようけつあんじん(血を補い、気持ちを落ち着かせる)

ゆらぎ世代の疲れ目・イライラ・クヨクヨさん(私のこと)にはピッタリ!!(^^;)

家にあるもので、簡単に手に入るもので、“漢方”な生活を楽しみたい私。
ミカンは家に腐る程(!!)あるし、クコの実は大抵のスーパーで中華料理の棚に置いてあるので、気楽に使えます。

問題?はナツメ。
ネットでお取り寄せです。

以前は月に数回利用する駅の近くの成城石井に置いてあるものを買っていたのですが、いつの間にやら姿が消えていました。人気ないのかな…。

わざわざ取り寄せてまで…と思うのが私の常ですが、ナツメは必要で。
そのまま食べて良し、料理に使って良し…。
特に参鶏湯には。

参鶏湯

以前にナツメを切らして、代わりに干し柿入れたら(味のイメージだけで、薬膳的考察無視)、息子に「味が違う!」と、叱られました。

求む!ナツメ目撃情報…です。

コメント

  1. 棗との味の違いが分かるとは、さすが息子さん!!

    うちは近所のスーパーでも売ってるので、簡単に手に入りますが量が少ないのでネットで購入してます(笑)
    カルディにも棗は売ってますが、近くにないですか?
    多々楽達屋という乾物屋さんで棗を売ってますが、調べたら関西は京都高島屋しかなかったです。
    日本堂だったら、、と思いましたが、関西の店舗は大阪だけでした。
    そちらは漢方に力を入れてるエリアだから簡単に入手できると思ってました…。
    健闘を祈ります(←なんて他人事な…(^-^;)

    • 薬剤師A 薬剤師A より:

      色々な情報、ありがとうございます!
      スーパーで売っているなんて、うらやましいです。スーパーでも買えるなら、薬膳や生薬に興味のない方にも試していただけて、認知度高まるのに…と思っています。
      私もカルディで売っている…と聞いていたのですが、何店舗か行った店(どこも関西)はどこも置いてなかったです(T_T)
      でも、確かにネットの方が大容量ですね!(^^)!
      なので、やっぱりネット?…前言撤回ですが(^^;)

  2. NAOJI より:

    初めまして
    棗、らでぃっしゅぼーやで買ってます。
    火鍋の素にスパイスとして入っていたのが食べたきっかけでした。
    美味しいけど確かに一般的に馴染みのない食べ物かもしれませんね。

    • 薬剤師A 薬剤師A より:

      ありがとうございます!
      らでぃっしゅぼーやに取り扱いがあるのですね。凄い!流石!!
      美味しいし、体に優しいので、もう少し馴染みのある食べ物になって欲しいなと思います。