漢方

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お気に入りの薬味から生薬を考える 〜当帰について〜

唐突ではありますが、私がはまっている薬味をご紹介します。 以前に奈良の飛鳥へ行った時に、道の駅で買ったもの。当帰とうき葉の入った七味…じゃなくて十味です。辛過ぎず、当帰葉が普段の七味とは違う風味を醸し出しています。 最初は鍋物で試したところ...
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休日に薬膳料理をいただく

友人の誘いで薬膳ランチに行きました。奈良市にある台湾・薬膳料理饌 Chua’n(チュアン)というお店です。薬膳は季節や食べる人の体調に合わせて食材や生薬を組み合わせた料理です。このお店は、その人に合った薬膳スープを出してくれるのです。
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花粉症に漢方ができること〜生活の質を下げない工夫は?〜

本格的な春の花粉症シーズンとなりました。小青竜湯等、漢方薬は花粉症にも使われます。アレルギーの薬で眠気等の副作用がでる・今の治療ではスッキリしない…という方はお試し下さい。そして、薬の効果を引き出すためには日頃の養生も大切です。
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お祝い御膳と甘夏で、春の養生を考える

春は、朝晩の気温差で自律神経の働きが乱れがちです。また、環境が変化しストレスを受けやすい季節です。これらは「肝」の不調につながります。春の養生では「肝」のケアが重要です。酸味のあるものを取り入れ、心と体をゆるめて、のびのび過ごしたいものです。
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辛さ自慢 ~最強に辛い一味は??~

息子が京都の嵐山を散策した折に一味のお土産を買ってきてくれました。唐辛子の辛味はカプサイシンと呼ばれる成分で、脂肪代謝促進・血行促進の作用が期待できます。薬膳では、身体を温め脾胃(胃腸)の働きを良くし、食欲不振に効果のある食材といわれています。
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中医学 事始め④ ~西洋医学の解剖図がなじんだ頭に、東洋医学の五臓六腑がしみわたるまで~

東洋医学でいうところの「臓腑」は、西洋医学の「内臓」とイコールではありません。西洋医学の「内臓」が解剖学的に個々の臓器をとらえているのに対し、東洋医学の「臓腑」は人体の機能や働きを振り分けたものです。五臓六腑の各々の臓器についてまとめてみました。
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ポカポカ食材(と言われている)生姜の正しい?使い方

生姜は食すると「温かい」と感じ、いわゆる温活の代表的食材ともいえますが、漢方で生の生姜(ショウキョウ)を使う主な目的は吐き気や食欲不振の改善です。「温め」の目的で使われるのは熱を加えた生姜(カンキョウ)で、体を中から温める作用が強い生薬です
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疲れた胃腸に漢方薬を ~冬の養生と共に~

漢方の世界では、冬は「閉蔵」の季節といわれ、体はお休みモードです。そんな体に飲食物を詰め込み過ぎたり、過度な運動やダイエット等で消耗し過ぎると、胃腸のトラブルや冷え、精神的な不調を招いてしまいます。そこで、胃腸のトラブルに適した漢方薬をご紹介します。
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冬の定番?柑橘の香りと共に

柑橘類には、「理気作用」があります。理気作用とは、巡りの悪くなった気を整える作用のことです。気忙しいこの季節はストレスが多いもの、そして日照不足の冬場は鬱々しがちです。柑橘類をうまく取り入れてリラックスできる時間ができるといいですね。
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中医学 事始め③ 〜人の身体は気・血・水で動いている?(気血水弁証)〜

中医学では「気・血・水」の3つの要素が体内を巡ることによって、生命や心身の健康が維持されると考えられています。これらの概念は検査・診断技術をもたない古代の人々の知恵であり、観察とイメージの集大成です。漢方の考え方がセルフメディケーションの一助になればと思っています。
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