漢方

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晩秋のお届け物で冬に備える

柿はビタミンCとβカロテンが豊富な果物です。薬膳の視点からは熱をとり、潤いを与える食材で、発熱や空咳、口渇、二日酔いに良いとされています。そして、柚子はビタミンCやカリウムが豊富で、気の巡りを良くし、胃の不快感や二日酔いに良いとされています。
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中医学 事始め② 〜世界は陰陽五行でできている?〜

漢方の基本的な考え方は「陰陽五行説」に基づいています。陰陽とは「万物は対立した性質をもつ2つの要素に分けられる」という概念、五行は「自然界の全ての事物・事象は5つの基本物質に分類されて調和を保っている」という概念です。
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古くて新しい健康法・・・「養生訓」を読む

「養生訓」は江戸時代の儒学者で自然科学にも通じていた貝原益軒の著作の健康本です。養生について痒い所に手が届く細かい内容になっています。セルフメディケーションが取り上げられる令和の今でも、「養生訓」は決して風化していないと思います。
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秋の味覚で秋をのりきる

秋です。実家の母から秋の収穫物が届きました。薬膳では、サトイモは脾胃のはたらきを整え、食欲不振や疲労倦怠感を改善する食材、サツマイモは脾胃のはたらきを整え、気力・体力を補う食材といわれています。そして、私にとって初めての食材はハヤトウリです。
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旬の果物で潤いを

お知り合いの方から「おすそ分け」と、立派な梨をいただきました。秋は乾燥の季節です。旬の梨は潤いを与える食材です。身体の潤いを補う果物として、他にもブドウやイチジク、柿があります。旬の果物を美味しくいただき、季節を感じながら養生を楽しみたいと思います。
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中医学 事始め① 〜漢方いろいろ〜

「漢方」は、大きく二つの流派に別れています。日本漢方と中医学です。日本漢方の特徴は「方証相対」です。中医学の特徴は「弁証論治」です。それぞれ長所・短所がありますが、良いところを上手に使って、「健やかな毎日」の為のお手伝いができればと思います。
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漢方薬に副作用はないのか?

「漢方薬の方が身体に優しい」「漢方薬は副作用がない」と思われがちですが、漢方薬にも副作用はあります。漢方薬の見落とされがちな副作用、注意が必要な副作用をご紹介します。また、西洋医学と漢方で異なる「薬」に対するイメージについてご説明いたします。
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夏野菜で元気に過ごそう!

実家からキュウリとオクラが届きました。キュウリは水分の他にカリウムやビタミンも多く含まれています。オクラのネバネバは、整腸作用や胃粘膜保護作用があるといわれています。日頃の養生で夏の疲れをため込まず、元気に秋を迎えたいですね。
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漢方薬で夏を乗り切る!

暑さが本格的になりました。漢方では、夏バテを暑邪と湿邪が身体に侵入する為で脾胃がダメージを受けやすいと考えます。よって夏バテの漢方薬も、脾胃の力を養い、水分代謝や消化機能を高める方剤が中心になります。
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しそジュースを作ってみた!

しそジュースを作ってみました。赤い色は、アントシアニン。疲れ目や視力の向上、アレルギー予防効果や、美肌、整腸、疲労回復、食欲増進が期待できるといわわれています。長かった梅雨が明けて、いよいよ夏本番。夏バテ防止に「赤いジュース」、いいかもしれませんね。
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