秋の特別拝観①:長谷寺編 ~おみ足に触れ、見上げてみると~

日々の暮らし

秋です。
秋といえば、特別拝観。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いている今こそ・・・と、お隣の奈良県へ。

向かったのは、長谷寺。
こちらでは年に2回、ご本尊の十一面観世音菩薩じゅういちめんかんぜおんぼさつのおみ足に触れてお参りができます。

長谷寺仁王門

十一面観世音菩薩がいらっしゃる本堂まで続く登廊のぼりろう。運動不足の身にはちょっとキツイ。数えていない(そんな余裕ない)けれど、399段あるそうです。

長谷寺登廊

さて、十一面観世音菩薩。
御身の丈10メートル余りの仏様のおみ足は多くの参拝者の手により黒光りしていました。
おみ足にそっと触れ、見上げた十一面観世音菩薩 の壮大さに息を呑みました。本堂の外からも上半身のお姿は拝めるのですが、全く違う荘厳さです。
・・・感動を表す語彙力なくて、すみません。興味のある方は長谷寺のホームページをご覧くださいね。

十一面観世音菩薩の結縁にと左手首につけていただいた五色線。

十一面観世音菩薩 ご結縁 五色線

長谷寺の舞台からの景色。

長谷寺本堂 舞台
長谷寺五重塔

こちら↑は、五重塔。戦後(昭和29年)に建てられ、「昭和の名塔」と呼ばれているそうで。昭和の建物もこうして歴史的な付加価値がついてくるのでしょうか。
昭和生まれとしては・・・。昭和も遠くなりにけり。

こちら↓は特別拝観の本坊大講堂。

長谷寺本坊

明治44年に炎上、大正13年に再建されました。焼失前の要素を残しつつ、西洋的な様式も取り入れられた近代和風建築だそうです。

かなり広い境内で、参拝受付のある仁王門から登廊→本堂→五重塔→本坊と、歩いて廻るとちょっとしたハイキングです。適度にお腹が空いたところでお昼ご飯!

奈良といえば、やっぱり柿の葉寿司と煮麺(三輪そうめん)。

柿の葉寿司と煮麺(三輪そうめん)

そして、秋はやっぱりマツタケごはん。

マツタケご飯と煮麺(三輪そうめと

さらに、長谷寺に来たら草餅です。

長谷寺 草餅

後半戦?は食べてばかり…。

最後に境内のモミジ。

長谷寺境内 モミジ

真っ赤な風景を見せてくれるのは、もう少し先かな。そう言えば、長谷寺は「花のお寺」としても有名で四季折々の花が楽しめるそうだけど、これといったお花を目にしなかったな…と後から気づく始末。
ある意味、オフシーズン…。
だからこそ、参拝者が少なかったのかも。特別拝観の順番待ちもなく、後ろの人を気にせずお詣りできたのは良かったのだけど。

でも、鮮やかな紅葉の中をお詣りするのも風情があるでしょうね。

ですが、紅葉が見頃を迎えるということは、どんどん気温が下がるということ。冷え込みが原因と思われる体調不良を訴える方も増えてきました。
皆様、ご自愛ください。

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