今年の大河ドラマ「光る君へ」は、ご近所(と言っていいよね…)が舞台で「大河ドラマ展とかありそうだし、久しぶりに宇治の辺りとか行く?」なんて、夫と言っていたのですが、月日が流れるのは早く、気がつけば「光る君へ」は終わり、今年もあと僅か…。
そこで、行ってみました。
大河ドラマ展は、宇治川沿いにある“お茶と宇治のまち歴史公園交流館「茶づな」”にあります。
先ずは、いきなり腹ごしらえ。
太閤堤カレー。
園内にある“史跡宇治川太閤堤跡”をイメージしたカレー。なかなか良くできています。
船に見立てたカレーに浮かんだお菓子、「別々の方が美味いのに…」とも思ったけれど、意外にカレーの辛味とお菓子の甘味が合ってたりして。
ちなみに、太閤堤は豊臣秀吉によって築造された堤防ですが、堤の目的は宇治川の治水にあったのではなく、伏見港の機能を高めることにあったとか。
宇治川の水流を全て伏見城の下に集め、水運の拠点作りをしたようで。
むむっ…知らなかったです。
さて、本題。
「光る君」は、紫式部を主人公にした平安中期の華やかな貴族文化が舞台となった物語。
時の権力者である藤原道長と共に、いかに「源氏物語」が生まれたか…。
自分の中にあった道長像とは180度違っていたのもあり、ツッコミ入れつつ楽しませてもらったドラマでした。
ドラマの衣装や小道具、宇治の文化や歴史を体感できる展示が並んでいました。
映像や俳優さん達のサイン以外が写真OKだったのに写真が少ないのは、夢中になって眺めて撮るのを忘れていたから。楽しいとつい…。
興味深かったのは、十二単の重さ。
重いとは知っていたけれど、片手で持ち上げられない…。
これ、着るの…。
そして、お香。
生薬にも使われている!
結局私はこれなのね。
さて、大河ドラマ展は建物2階でしたが、1階は常設のお茶や宇治の歴史のミュージアムになっています。
入場料は600円で煎茶のお土産つき。
ちなみに、大河ドラマ展の入場料は500円。セット券は1000円で、100円のお得。
宇治茶の定義は「京都・奈良・滋賀・三重の四府県産茶で、京都府内業者が府内で仕上げ加工したもの」です。
確かに宇治に茶畑はないよね。
我が家の近くの和束町のお茶が約4割だっけ。(「茶葉を買いに… 〜和束町でお茶を楽しむ〜」)
お茶には色々な種類があるんですね。
茶の木も色んな種類があるんだっけ。
実は私、大の抹茶好き。
飲むのも食べるのも、「抹茶」とつけば試したくなるのです。
ただ、最近は焙じ茶も捨てがたく。
抹茶も緑茶と同様、薬膳的には身体の熱を冷ますものなので、どちらかと焙じ茶を欲するのかもしれません。(「涼から温へ…お家で焙じ茶」)
なので、知人おススメの焙じ茶専門店へ。
知人いわく「ほうじ茶パンナコッタが絶品」とのことだったのですが、広くない店内に人だかり。
そりゃそうだ、店外の風景もこれだもの。
やむなく、テイクアウトで「極上の碾茶焙じ茶クリームラテ」を。
碾茶を焙じるなんて、なんて贅沢。
これも絶品でした。
パンナコッタは次回に…で、お土産を購入。
お家でマッタリいたします。
おまけ①
京阪宇治駅近くの「大人はズルいと思いませんか」の看板を目にした時は、居酒屋だと思いました。
まさか、高級食パンだとは。
他の高級食パンよりはお手頃価格、でも美味。
おまけ②
以前、三室戸寺近くで手に入れたお菓子がここにも。(「ふと思い立って宇治・三室戸寺へ これから紅葉は見頃…かな?」)
今日は大晦日。
お口の寂しい時にパクパク…かな。
皆様、良いお年を…。
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