漢方

晩秋のお届け物で冬に備える

柿はビタミンCとβカロテンが豊富な果物です。薬膳の視点からは熱をとり、潤いを与える食材で、発熱や空咳、口渇、二日酔いに良いとされています。そして、柚子はビタミンCやカリウムが豊富で、気の巡りを良くし、胃の不快感や二日酔いに良いとされています。
漢方

中医学 事始め② 〜世界は陰陽五行でできている?〜

漢方の基本的な考え方は「陰陽五行説」に基づいています。陰陽とは「万物は対立した性質をもつ2つの要素に分けられる」という概念、五行は「自然界の全ての事物・事象は5つの基本物質に分類されて調和を保っている」という概念です。
日々の暮らし

秋の特別拝観②:金峯山寺編 〜青色の仏様~

日本最大の秘仏といわれている金剛大権現の特別ご開帳があり、金峯山寺を訪れました。金剛蔵王権現は、釈迦如来、千手千眼観世音菩薩、弥勒菩薩が柔和なお姿を捨てた仮のお姿だそうです。大きな青色の荒々しい仏様が三体並んでいる風景は、かなりの迫力です。
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日々の暮らし

秋の特別拝観①:長谷寺編 ~おみ足に触れ、見上げてみると~

秋といえば、特別拝観。向かったのは、長谷寺。ご本尊の十一面観世音菩薩のおみ足に触れてお詣りができます。おみ足にそっと触れ、見上げた十一面観世音菩薩 の壮大さに息を呑みました。本堂の外からも上半身のお姿は拝めるのですが、全く違う荘厳さです。
漢方

古くて新しい健康法・・・「養生訓」を読む

「養生訓」は江戸時代の儒学者で自然科学にも通じていた貝原益軒の著作の健康本です。養生について痒い所に手が届く細かい内容になっています。セルフメディケーションが取り上げられる令和の今でも、「養生訓」は決して風化していないと思います。
日々の暮らし

伏見桃山散策 〜伏見の港と乃木神社〜

かつて伏見には港がありました。豊臣秀吉が伏見城を築造する際につくられた河川港で、大阪との水運の拠点だったそうです。十石舟から酒蔵が並ぶ風景を見るのも中々の風情です。そして、高台の方へ向かって歩いて行くと明治天皇陵、その近くに乃木神社があります。
漢方

秋の味覚で秋をのりきる

秋です。実家の母から秋の収穫物が届きました。薬膳では、サトイモは脾胃のはたらきを整え、食欲不振や疲労倦怠感を改善する食材、サツマイモは脾胃のはたらきを整え、気力・体力を補う食材といわれています。そして、私にとって初めての食材はハヤトウリです。
日々の暮らし

厄除けのお寺 〜門戸厄神へ行ってきました〜

門戸厄神へ行ってきました。正式名称は「松泰山東光寺」。弘法大師が刻まれた愛染明王と不動明王が一体となった明王像(厄神明王)が祀られています。そして、門戸厄神のお詣りで2冊目の御朱印帳がいっぱいになりました。地味にたまっていくものですね。
薬局から

薬局いろいろ ~調剤薬局のマイナールール?あるいはPTPシートの落とし穴~

転職して数か月が経ち、新しい職場の雰囲気に慣れてきた今日この頃です。基本的の業務は同じであるものの、それぞれの調剤薬局でルールがあります。その中の一つが錠剤(PTPシート)の揃え方です。そして、多くの薬局が1錠だけのお渡しを避けるようにしています。
日々の暮らし

ふるさとの遺跡 〜安満遺跡って?〜

久しぶりに大阪北摂の辺りを車で通りました。阪急京都線沿線にあった京都大学農学部附属農場跡地も綺麗な遺跡公園になっていました。安満遺跡は、弥生時代の環濠集落(住居と倉を取り囲む環濠を備えたムラ)です。その周りには水田や集団墓地の痕跡も残っています。
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