旬の果物で潤いを

漢方

お知り合いの方から「おすそ分け」と、立派な梨(右)をいただきました。(ありがとうございます!)

佐野の梨 ほほえ実

・・・大きい。何気に買ったスーパーの梨(左)が小さく見えます。
私が子供の頃は梨といえば二十世紀梨しか思い浮かばなかったのですが、今は色々な品種がありますね。

旬の梨は「肺」を潤す食材で、咳を和らげ口の中の乾燥を防ぐといわれています。また、残暑のほてりを冷ますのにも適しています。

秋は乾燥の季節です。 「肺は潤いを好み、乾燥を嫌う」という漢方の先人の言葉の通り、秋は「肺」にダメージを与えます。漢方でいうところの「肺」は呼吸機能以外に体表に気(エネルギー)を巡らせ、水分代謝を司ります。
「肺」の潤いが不足すると、喉や鼻の乾燥をまねいて空咳がでたり、乾燥肌のトラブルがあらわれやすくなります。

梨と同じく、旬の果物であるブドウも潤いを与える食材です。薬膳の考え方では、潤いを与える他に、気(活動エネルギー)・血(漢方でいう”血”は、いわゆる”血液”よりも広い意味をもち、栄養を運ぶ液体でもあります)を補うとされています。
”血”は肌や髪の潤いにも関係しますので、美容にももってこいです。

身体の潤いを補う果物として、他にもイチジクや柿があります。いずれも秋の果物ですね。

旬の果物を美味しくいただき、季節を感じながら養生を楽しみたいと思います。

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