久しぶりに大阪北摂の辺りを車で通りました。幼い頃過ごした町並みが、すっかり変わっています。(当たり前だけど。)
阪急京都線沿線にあった京都大学農学部附属農場跡地も綺麗な公園になっていました。 移転したと聞いていましたが、公園になったことは知りませんでした。
しかも「遺跡」公園に!
![安満遺跡 高槻市](https://i0.wp.com/pharma-a-kampo.com/wp-content/uploads/2021/10/PXL_20211003_030606213.jpg?resize=300%2C198&ssl=1)
安満遺跡は、弥生時代の環濠集落(住居と倉を取り囲む環濠を備えたムラ)です。その周りには水田や集団墓地の痕跡も残っています。
近畿地方でもいち早く米作りが始まった場所だとか。
京都大学農学部附属農場建設工事の際に発見されたそうです。
子供の頃、何気なく眺めていた農場の下に、そんな遺跡が眠っていたとは・・・。
当時は教科書に載っていた「登呂遺跡(静岡県)」ぐらいしか学校で習った覚えがないけれど、近くに遺跡があった事を知らなかったのは何とも勿体ない話です。
復元された竪穴住居の土台。何故か白い小石が散らばっている・・・。
![安満遺跡 竪穴住居 高槻市](https://i0.wp.com/pharma-a-kampo.com/wp-content/uploads/2021/10/PXL_20211003_030919060.jpg?resize=512%2C288&ssl=1)
これだ!
![安満遺跡 環濠 高槻市](https://i0.wp.com/pharma-a-kampo.com/wp-content/uploads/2021/10/PXL_20211003_031101652.jpg?resize=512%2C273&ssl=1)
環濠をイメージして白い小石が敷き詰められていたのですね。
一応看板がたてられていたけれど、子供には恰好の遊び場だ・・・。
![安満遺跡 環濠](https://i0.wp.com/pharma-a-kampo.com/wp-content/uploads/2021/10/PXL_20211003_031052988.jpg?resize=512%2C330&ssl=1)
その他、子供心にも趣のあった京大農場の本館や別館はレストランや展示室に転用されていましたし、イベント広場や子供の遊び施設もあって、素敵な空間になっていました。
写真を撮っておけば良かったのですが、実は季節外れの暑さで歩くのが精一杯でした。遮るものがない広大な場所(本当に広いです。駅近くの土地なのに贅沢な使い方をしているなと思いましたが、防災拠点の意味合いもあるようで。)での直射日光は、アラフィフ夫婦にとって毒でした・・・。
今週いっぱいは暑さが続くようです。水分補給をお忘れなく、皆様ご自愛ください。
コメント