うまいもの

日々の暮らし

夏越の祓から夏の養生を考える

6月30日は、「夏越の祓」。その時に「水無月」をいただきます。氷が貴重だった昔と違い、今の世は簡単に氷(冷たいもの)が手に入ります。冷たいものの摂り過ぎは、脾胃(≒消化機能)を損ないます。養生や漢方薬で、猛暑が予想される今年の夏に備えたいですね。
漢方

お気に入りの薬味から生薬を考える 〜当帰について〜

唐突ではありますが、私がはまっている薬味をご紹介します。以前に奈良の飛鳥へ行った時に、道の駅で買ったもの。当帰とうき葉の入った七味…じゃなくて十味です。辛過ぎず、当帰葉が普段の七味とは違う風味を醸し出しています。最初は鍋物で試したところ、息...
日々の暮らし

仕事帰りに清水寺 〜胎内めぐり 暗闇の中で思ったこと〜

京都府薬剤師会は京都市内の五条坂にあります。近辺に有名なお寺が点在している場所です。清水寺もそのうちの一つです。仕事で薬剤師会に出向いた帰りに清水寺を訪れました。本堂と清水の舞台、地主神社は何度か訪れましたが、随求堂は初めてです。
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漢方

休日に薬膳料理をいただく

友人の誘いで薬膳ランチに行きました。奈良市にある台湾・薬膳料理饌 Chua’n(チュアン)というお店です。薬膳は季節や食べる人の体調に合わせて食材や生薬を組み合わせた料理です。このお店は、その人に合った薬膳スープを出してくれるのです。
日々の暮らし

桜咲く前の飛鳥へ だけど橘寺の桜に心ときめいたお話

人が多くなる桜の季節になる前に…と、奈良県の飛鳥を訪れました。高取町のくすり資料館、雛人形を楽しんでから橘寺へ。聖徳太子ゆかりのお寺です。ご本尊の聖徳太子勝鬘経講讃像は、太子35歳の時のお姿。まだ早いと思っていましたが、ここでは桜が綺麗に咲いていました。
漢方

お祝い御膳と甘夏で、春の養生を考える

春は、朝晩の気温差で自律神経の働きが乱れがちです。また、環境が変化しストレスを受けやすい季節です。これらは「肝」の不調につながります。春の養生では「肝」のケアが重要です。酸味のあるものを取り入れ、心と体をゆるめて、のびのび過ごしたいものです。
漢方

辛さ自慢 ~最強に辛い一味は??~

息子が京都の嵐山を散策した折に一味のお土産を買ってきてくれました。唐辛子の辛味はカプサイシンと呼ばれる成分で、脂肪代謝促進・血行促進の作用が期待できます。薬膳では、身体を温め脾胃(胃腸)の働きを良くし、食欲不振に効果のある食材といわれています。
日々の暮らし

謹賀新年 〜新春の家呑み・ご当地特産品と共に〜

年末年始、如何お過ごしでしょうか?我が家は、2年ぶりに伊豆半島のとある町にある私の実家に帰省しました。帰宅後は、途中の休憩で立ち寄った伊豆の国市のドライブインで買った、特産品で「おうち居酒屋」スタートです。美味な特産品をご紹介します。
漢方

晩秋のお届け物で冬に備える

柿はビタミンCとβカロテンが豊富な果物です。薬膳の視点からは熱をとり、潤いを与える食材で、発熱や空咳、口渇、二日酔いに良いとされています。そして、柚子はビタミンCやカリウムが豊富で、気の巡りを良くし、胃の不快感や二日酔いに良いとされています。
日々の暮らし

秋の特別拝観②:金峯山寺編 〜青色の仏様~

日本最大の秘仏といわれている金剛大権現の特別ご開帳があり、金峯山寺を訪れました。金剛蔵王権現は、釈迦如来、千手千眼観世音菩薩、弥勒菩薩が柔和なお姿を捨てた仮のお姿だそうです。大きな青色の荒々しい仏様が三体並んでいる風景は、かなりの迫力です。
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