名古屋でひつまぶし:　鰻は勿論ですが、他にも…

少し前にお話したトヨタ博物館（「10年ぶりのトヨタ博物館で三つ子の魂…を目の当たりにする」）の前夜、ひつまぶしをいただきに名古屋の栄を歩いていました。

名古屋に所用ができた時点で「ひつまぶしを食べるのだ！」と決めていました。名古屋市在住の友人にオススメのお店を尋ね、リサーチしていたのです。
優しい友人は何店か候補をあげてくれました。

チョイスの基準は
・予約が取れること。（だって、並んで待つのヤダもん。）
・ひつまぶし以外のメニューもあること。（だって、お酒の肴が欲しいもん。）
・泊まるホテルから徒歩数分で行けること。（だって、酔って遠いのヤダもん。）
…です。

そうして決まったのが、“しら河　栄ガスビル店”。
浄心本店の方が趣があって良さげでしたが、吞んで食って数分後にはホテルの部屋でくつろげる誘惑に勝てず。
いざ、しら河の栄ガスビル店へ。

お願いしていたのは、しら河ミニ懐石。
これなら、ひつまぶしをいただく前にチビチビ楽しめます。

私、“魚は生で！！”派なのですが、この照り焼きは絶品でした。家での食卓に焼き魚がでると、心底ガッカリした顔をする息子までが「旨い！！」と。悔しいけれど、仕方ありません。

その息子、“ミニ”では物足りなかろうと「好きな一品料理頼めば」と言ったら、やってくれました…。

ドジョウのから揚げは初めて。ドジョウ＝泥臭い…イメージでしたが、全くそんなことはなく、ビールに合う合う。
鮎の塩焼きは息子だけ。「魚嫌い」と言うくせに、こういうのは好きです。
そして、馬刺し。色々な薬味でいただきます。久しぶりに旨い馬刺しと出会いました。

しっかり冷酒も堪能したのですが、王道の獺祭の他、もう一銘柄の記憶がなく…。
美味しかったのですが。不覚です。

そして、ひつまぶし。

一杯目は、そのままで。芳ばしいタレの風味を楽しみます。
二杯目は、葱とワサビで。これが合うのです。最初に食べた時は衝撃的でした。
三杯目は、お茶漬けで。お出汁でいただきます。ひつまぶしの締めくくりに相応しいさっぱりとしたお味が楽しめます。

個人的には二杯目の食べ方が好きです。葱好きだからでしょうか。
お出汁好きの息子は三杯目オシです。

「少なかろう」と思ったミニ懐石でしたが、私達夫婦には充分でした。
そして、ミニ懐石のミニひつまぶしを通常サイズにし、一品料理を追加した息子も満腹状態。
飲んでて良かった晶三仙®。消化を助ける健康食品です。食事の前後に飲むと◎。
飲まずに済む量や内容を考えるのが養生なのかもしれないけど、旅先では…ね。

かっては「箸の休む間のない女」「アイアンストマック」「割り勘負けしない女」と言われた私ですが、歳と共に食べる量が減ってきました。反比例して息子の食べる量が増え…。
時の流れを感じますね。